『十勝石・玲瓏石の足寄工房』

    『玲瓏黒曜石との出会い』
 私が最初に玲瓏(れいろう)石に出会ったのは29年前のことでした。
ある人物から、「おそらくは、ここ十勝でしか採れない幻の石」として見せられたのが、黒地に白くキャッツアイのようにシラーの浮き出る玲瓏石でした。
黒曜石と言えば、黒、もしくは茶のものしか目にしたことの無かった私はその石の美しさに一目で魅せられてしまいました。
その石を一つだけ頂き、その後自分でも採集するようになりました。
その時頂いた石と、初めて自分で採集した石は今も大切に飾ってあります。
それから今に至るまで、雨の日も風の日もひたすら玲瓏石を求めて十勝平野を歩き回り、採取した石をなんとか自分自身の手で『形』にしたいと考え、24年前から石の研磨を独学で始めました。  
初めまして

芽登本町 看板

 
十勝平野側から望む雌阿寒岳(左)と阿寒富士(右)
十勝平野側から望む雌阿寒岳(左)と阿寒富士(右)

           雌阿寒岳 標高1499m 現在噴気活動中
阿寒富士 標高1476m
チャッピイ(メス) 1才と2ヶ月くらい。 元は迷い犬だったが、2005年11月に柴苅氏に巡り会う。 まだ子供なので、柴苅氏のにおいのするものが大好き。 クロタン(メス) 14才。 24キロのおデブさん。他の子達のご飯も食べてしまう食いしん坊。 ユッタン(メス) 15才。 気性は激しいが、みんなのリーダー役。 チビタン(メス) 6才くらい。 この子も元は迷い犬。お人よしだが、狙った獲物は逃がさない! いつも先頭をきって柴苅氏を守る頼もしい存在。
チャッピイ   クロタン   ユッタン   チビタン
私の頼もしい仲間達
 「黒曜石」は自然の恵みそのもの、、、
しかしその採集にはいくらかの危険が伴います。
玲瓏黒曜石の産地では、ヒグマのような大型の野生動物とのニアミスも決して珍しいことではありません。
ですから採集の時には、必ずこの4匹の雌犬たちを連れて行きます。
この子達との深い絆があってこそ、無事に原石を採集することができます。


 ※平成18年7月12日ユッタンが永眠しました。
  15年にわたり私のサポートをしてくれました。

 ◎連絡は郵便と電話のみでお願い致します。

「十勝石・玲瓏石・展示即売の足寄工房」
〒089-3871
北海道足寄郡足寄町芽登本町17番地
足寄工房
柴苅 信一
п@0156-26-2626
ケータイアドレス↓
tokachi.0023.s.s@ezweb.ne.jp
 
黒曜石資料館
黒曜石資料館