メキシコ産ゴールデンオブシディアン
スフィア(丸球)からペンダントを作ってみました。
 その下は、スフィアをカットして残ったものです。

メキシコ産ゴールデンオブシディアンペンダント
 
メキシコ産ゴールデンオブシディアンペンダント アップ
 ヘッドの色に合わせて、ゴールデンオブシディアン6mm、クローバー型、18Kゴールドビーズ、ルチルクォーツ4mm、レインボーオブシディアン4mmを使用してみました。
カット@
カットA
スライス
 丸球切断図解。
丸球内部の色の状態を見る為に切断実験をしました。
内部までしっかりとした金色のシラーが入っていました。
スライスした石にライトを当てると、わずかに光を透しました。

 加工していただいた柴苅氏によると、十勝産の玲瓏黒曜石に比べると、鋸の通りが非常に早く、つい油断すると、鋸がそれてしまうそうです。
スライスの上部に入っている溝はその際出来たものだそうで、今回はその部分だけ研磨せずにあえて残していただきました。
ペンダント金具を付ける為の突き刺しの穴を開けるドリルも、非常に簡単に入っていったそうです。

 柴苅氏いわく、原因は石全体に非常に小さな気泡が沢山あるためではないかということでした。
黒曜石としては非常に加工しやすい部類に入るのではないでしょうか。

 ただこれは私(マトイ)の私見ですが、ゴールデンオブシディアンの加工品には時折、内部に含まれている気泡が大き過ぎる物もあって、加工品の表面にその気泡の穴が無数に露出してしまっているが故に、石全体の艶が損なわれてしまっているものも見受けられます。
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